新たな事業を立ち上げる。
もう少しすると、人財募集を始める。

人財を募集するに当たり、やらないといけないことがあった。

頭のなかで膨らんでは離れ、離れてはつながり、
つながっては、また膨らんでいるものを整理すること。

なかなか言葉として表しにくい「創業の想い」と「理念」を
きちんと、まとめて言葉にすることだ。

立ち上げ時の人財は、条件や待遇優先でつながるべきではない。
（立ち上げ時に限らないが）
（そして、条件や待遇も、もちろん無視してはいけないが）
一緒に汗をかき、一緒に壁を乗り越える。
たとえ１人のスタッフであっても、
「志」でつながっていないとうまくいかない。

その時に、僕が、命を込めて伝えないといけないのが、
「創業の想い」と「理念」だと思う。

そこに賛同してもらえるか、覚悟はあるか。
僕（会社）が、あなたを選ぶのではない。
あなたが、僕（会社）を選ぶのだ。
会社は環境を提供し、あなたは、能力を提供し、
お互い共存共栄してゆくのだ。

だから、最後は「お互いの志」しかないのだ。
それが確認できたとき、
採用という「契約」を結ぶのだ。

それが、本当の意味での、企業の採用活動。

１７年、沖縄美健の経営をやってきたからこそ、
産みの苦しみ、維持の苦しみ
（もちろん、その何倍もの喜びも）
経験してきたからこそ。

そして、採用活動の失敗も成功も、
今でもしてきているからこそ。

さらに、今、任せられる美健のスタッフたちがいてくれるからこそ。

「（自分なりではあるが）新しい事業を立ち上げる時に、一番大事なもの」
が何となく分かる。

「創業の想い」「理念」をビシッと言葉にするために、
今日は、自分の頭と心のなかにあるキーワードを
マインドマッピングしました。

いつもなら、飲み屋にいるか、子どもたちを寝かしつけているかの
時間。

気づけば、３時間ほど、マッピングをしていました。

書いてよかった。

自分の覚悟が、より固まりました。

創業は、もう少し先だけど、
自分の心に向き合うことで、覚悟が鮮明になった日。

２０１４年の２月１９日。

僕の中の本当の創業記念日になりそうな夜。