人生には、いろんな出会いがある。

僕は、2年ほど前、池本克之さんという素晴らしい方と出会うことができ、
すごく多くの事を学ぶことができた。

池本さんのサイト　→　「ブレイクスルーコンサルタント　池本克之　公式サイト」　

そして、その池本さんとのご縁で、これまた多くの、素晴らしい方たちと出会った。

その中の1人に、恒吉明美さんという方がいる。




恒吉さんは、僕の会社とは比べものにならない、
すごい通販会社（とにかく、このところの急成長はすごい）の社長さん。

数回、お会いすることがあったが、
いつも、情熱的で、勉強家で、また、明るく、ポジティブ。
そして、人に対する気遣いが半端ない。
いつも、オーラただよう方だった。

「すげー、こんなパワフルさがないと、やっぱ、あれだけの業績はあげられないよなぁ。」
そんな感じで、僕は、いつも、尊敬の眼差しで、見ていた。

久しぶりに、業界紙「通販新聞」のバックナンバーを見ていると、
正月号に、恒吉さんのインタビュー記事が全面に載っていた。



「ティーエージェント、ブランド再構築へ」
「顧客起点の経営に転換」

という見出しとともに、

「今までの驚異的な成長率のなか、来期目指していた１００億という数値目標を
一旦休止。効率重視の体制を見直し、費用対効果を敢えて考えず、顧客視点・
顧客満足向上優先の方針に切り替える」

という内容のものだった。

何回か、お話をさせていただいた当初から、恒吉さんは１００億という数字に非常にこだわっていた。

それは、自分のためというよりも、自分についてきてくれるみんなへの
「やりがい」や「誇り」を必ず提供したいという想いが裏にあることは、
話していると、とても強く感じていた。

そして、自分たちを「船」にたとえ、取引先様を含めたスタッフみんなを「クルー」とよび、
１００億に向けて、全速力で突き進んでいる姿を、
僕は、「すげー」という言葉以外の表現ができずに、いつも見ていた。

でもでも、今回の記事を読み、さらに、「すげー」と思った。（今回もそれ以外の言葉がみつからず）

AとB。
どちらかを選ぶというのは「選択」。
選択は、比較的簡単だ。

だけど、「決断」はちがう。
「Bをやらない」と、
やめるもの・手放すものを決めること。

普通、上昇期のときに、
自分がいちばん求めているものを、「捨てる」覚悟は、
なかなかできないと思う。

本当に、強く、そしてしなやかな感性をもっている女性（ひと）だなぁと、
あらためて、思った。


今日、たまたま、病院に行ったのだが、待合室で、何の気なしにテレビを見ると、
また、変わらぬ笑顔で、商品への想いを語る恒吉社長のインフォマーシャルが
やってました。

イケイケなようで、イケイケでない感性。

偉そうに言える立場ではないが、
恒吉さんが舵を取る「ティーエージェント」という船は、
少し速度を落としながらも、予定より少し時間がかかっても、
結果的に一番の近道で、そして、安全で快適な船旅をしながら
１００億という港にたどりつくのではないかと確信している。

かげながら、応援してます・・・・。

っていうより、僕も頑張らないと・・・・。



記事の下にあったメディプラスオーダーズさんのメッセージ。
パートナー企業さんたちの掲載とともに、
僕自身、自分の経営を、再度、見直すことのできた
心に沁みるメッセージでしたので、以下に転記します。


「戦艦から客船へ」

数えられるほどのお客様だったころ、
おひとりおひとりを名前で呼べた私たち。

千人を超えたころ、
お客様を名前で呼ぶことはなくなり、
一万人を超えたころ、
お客様を一件、二件と件数で数えるようになっていました。

あまりのスピードに景色すら見失ってしまった私たちの船。

いつしかその姿は戦艦へと変わり、
まだ見ぬ宝を求め突き進みました。

ある日、本当の宝とは何かに気付きました。

それは、お客様の笑顔。
でも戦艦となった船には、
お客様は乗っていませんでした。

２０１４年、
私たちは戦艦を降り、客船に乗り換えます。

支えてくれている仲間と共に、
お客様をもっと笑顔にするために。
その笑顔がずっと続いていくために。


メディプラスオーダーズ　　クルー一同。



なんとなく、今晩は聞きたい歌が２つ。









池本さん、恒吉さん、感謝！！